王の顔

INTRODUCTION
若手演技派ソ・イングクの時代劇初主演作!!

本作で主演を務めたソ・イングクは、今もっともホットなスターのひとりだ。1987年10月23日生まれ。2009年にケーブルテレビ局Mnetのオーディション番組『スーパースターK』で優勝し、歌手デビューと同時に話題を集めて時の人となった。2013年には『Fly Away』で日本デビューも果たし、2014年には日本ゴールドディスク大賞・BEST3 NEW ARTISTS賞にも輝いている。一方、歌手活動と並行して2012年にドラマ『ラブレイン』で俳優デビュー。続く『応答せよ1997』では主演を務め、自ら歌った主題歌『ALL For You』も大ヒット。さらに、時代劇初挑戦となった本作『王の顔』でも演技力を遺憾なく発揮し、2014年のKBS演技大賞・新人賞に輝いている。

韓流歴史ファンに人気の時代背景!

本作の舞台は16世紀末から17世紀初めにかけての朝鮮王朝時代中期、14代王・宣祖(ソンジョ)の治世だ。政権の派閥闘争が激化し、1589年には鄭汝立(チョンヨリプ)の反乱、1592年から1598年にかけては日本の侵略を受けるなど、内憂外患に揺れた時期でもあった。本作の主人公、光海君(クァンヘグン)は、宣祖の息子で後に15代王となる人物。兄弟を暗殺し政敵を粛清するなど、暴君として扱われてきた王だが、外交手腕に優れ税制改革の実施など、現代における歴史的評価は非常に高く、光海君が名君となる過程を描いた作品だ。なお、ヒロインのカヒは架空の人物だが、宣祖と光海君の親子二代に仕えて妖女と呼ばれた尚宮キム・ゲシをモデルとしている。

観相をテーマ

14代王・宣祖と15代王・光海君の葛藤を描いた作品はこれまでも多く制作されてきたが、顔にその人の運命が現れるという“観相”をテーマにしているところが珍しい。時代劇初主演となるソ・イングクがKBS演技大賞・新人賞を受賞したほか、キム・ドチ役を演じたシン・ソンロクも、やはり時代劇初出演でKBS演技大賞・助演男優賞に輝いている。演出を担当したユン・ソンシクは、2006~2007年に渤海の歴史を描いた大河ドラマ『大祚榮 テジョヨン』でも演出を担当。2013年にはドラマ『最高です!スンシンちゃん』をヒットさせた。アクション物に定評があり、本作でも華麗でダイナミックなアクションが随所で堪能できるだろう。

光海君が生きた激動の時代
名作揃い!
  • 「ホ・ギュン~朝鮮王朝を
    揺るがした男~」

    「王の女」
  • 「王になった男」

    「ホジュン
    ~宮廷医官への道~」
  • 「ホジュン~伝説の心医」

    「火の女神ジョンイ」

    「華政」