王の顔

CHARACTER
光海君
キム・カヒ
宣祖
キム・ドチ
キム貴人
ペク・キョン
ソン内官
コ・サン
ソ・ヨン
キム・ゴンニャン
光海君
光海君

宣祖(ソンジョ)の次男。一度はまるとすぐには抜け出せない性格。一回やると決めたことは思い切ってやる性格で、王室や両班(ヤンバン)といった身分制度を嫌っている。父王・宣祖の嫉妬から身を守るため聡明さを隠して生きている。

  • キム・カヒ
    キム・カヒ

    光海君(クァンヘグン)の幼なじみで初恋の相手。2頭の龍に仕える相を持ち、女として生きれば一族が滅ぶと予言されたせいで男の姿で生きなければならなくなる。光海君のために人生を捧げる聡明で芯の強い女性。

  • 宣祖
    宣祖

    朝鮮王朝14代王。王子時代、王になれば国が乱れる相だと予言されていた。国王となった後も自分の相に対するコンプレックスから逃れられずにいる。「王の顔」を持って生まれた息子の光海君に嫉妬し、その相を変えようとしている。

  • キム・ドチ
    キム・ドチ

    大同契(テドンゲ)の頭領であるチョン・ヨリプの弟子で武芸の達人。自分の過ちから大同契が壊滅に追い込まれる事件が起き、宣祖に深い恨みを抱くようになる。嫉妬心と野望から光海君の行く手を阻もうと、さまざまな計略をめぐらせる。

  • キム貴人
    キム貴人

    宣祖の二番目の側室。信城君(シンソングン)と定遠君(チョンウォングン)の生母。かつては宣祖の寵愛を独り占めにしていたが、現在は疎遠になっている。息子の信城君を王位に就かせようと野心を燃やす女性で、そのためなら手段を選ばない。

  • ペク・キョン
    ペク・キョン

    元王室の観相師で朝鮮最高の腕前の持ち主。宣祖の王位継承の際に「龍顔秘書(ヨンアンビソ)」に記された内容を伝え、絶対に王になってはならない相だと反対した人物。拷問の末に視力を失い王宮から追われるが、その後も観相で多くの人に影響を与える。

  • ソン内官
    ソン内官

    宣祖を最も近くで補佐する内官で、光海君の観相の師匠でもある。宣祖の根深いコンプレックスと「龍顔秘書」の秘密を知っている人物の一人で、ペク・キョンと並ぶ朝鮮最高の観相師。宣祖から冷遇される光海君を温かく見守る。

  • コ・サン
    コ・サン

    観象監(クァンサンガム)に所属する観相師。相を補う女人を側室に迎えれば宣祖の相が変わり国運も変わると進言したことによりに観相学教授に任命され、その地位を守るため全国を血眼で探し回っている。宣祖の命令で日々、光海君の相を変えるための鍼を打つ。

  • ソ・ヨン
    ソ・ヨン

    ドチの部下で大同契の副頭領。学識が高く難しい言葉を使って仲間に疎まれるような面もあるが、血気盛んな大同契の面々の中で、常に冷静沈着に状況を見極める頼もしい存在。皆が等しい大同の世を実現してくれる王を探している。

  • キム・ゴンニャン
    キム・ゴンニャン

    宣祖(の側室であるキム貴人(クィイン)の兄で、内需司(ネスサ)別坐(ピョルチャ)。地位はさほど高くないが、妹であるキム貴人の威光を笠に着てあらゆる不正に手を染める。キム貴人と共に光海君を陥れようとする。